新年あけましておめでとうございます。皆さまには健やかに新年をお迎えのこととこころよりお慶び申し上げます。
新型コロナウィルス感染症の世界的な大流行で、世界のすべての景色が一変しました。しかしコロナ禍は社会変革をもたらしました。通勤やハンコといった、古くからの常識が見直され、新しいコミュニケーションツールやシステムが創造されました。そして新しい生活スタイルや従来にないビジネス、これまで気づかなかった新しい価値観の登場したのです。禍(わざわい)とは不幸をもたらす出来事ではありますが、一方で別の側面も持っており、そこから多くを得ることができるのです。これこそが一番大きな成長となるでしょう。
物事には必ず反対の顔があります。病気やケガも体の禍です。つらい症状にとらわれるのではなく、裏側から見たとき、本質が見えてきます。そこに今後の生活や人生を変えるヒントが隠されているのです。それは「チャンス」でもあります。私は治癒だけでなく、未来につながる仕事を目標に今年も取り組んで参ります。令和4年が皆さまにとりまして良い年になりますことをお祈りしつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。