このブログで度々ご紹介している長崎県川棚駅前にある喫茶店「四次元パーラーあんでるせん」。マスターがお客に様々なショーを披露するのですが、その内容が常識では理解できないものばかり。マスターは超能力を操る宇宙人のではという噂が広がり、全国からお客が集まります。先日患者さまがご夫婦であんでるせんに足を運び、そこで数々の不思議なショー体験しました。

不思議な偶然

人は目に見えない世界、科学で説明不可能な世界についての判断は全く異なります。

そのような世界もあるかもしれないと、すんなり受け入れる人もいます。論理的に理解できないと抵抗を示し、一蹴する人もいます。

人生経験から培った価値観の違いであり、どちらが良い悪いということではありません。

あんでるせんのお話も、内容が内容だけに自然と人を選ぶことになります。

私が患者さまにあんでるせんを紹介するときは、不思議ですが勝手に喋り出しています。

突然「長崎にあんでるせんという喫茶店がありまして・・・」と始まるのです。言わされているという感覚です。

いきなりそんな話をされてもビックリされるだけですね。

ところが面白いことに、相手は実は「その世界」に非常に興味があったとか、以前知人に誘われて存在を知っていた、息子がショーを見たことがある、なんてことになるのです。

あんでるせんのお話になると、不思議な偶然が起こるのです。

理由なく長崎に行きたかった

今回ご紹介するご夫婦が初めて来院したのが8年前で。あんでるせんのような目に見えない世界について話を交わすことはありませんでした。

昨年秋、私が何を思ったのか突然あんでるせんの話を始めました。

ご主人もその唐突な話題に驚きましたが、不思議なことに以前から長崎に行きたいと思っていて、でもなぜ長崎なのか自分でも理由が分からなかったのです。

だから帰宅してすぐ奥さんに叫んだとか。

ご主人

長崎に行きたい理由が分かった!

そして運よく予約も取れ、とんとん拍子に事が進むさまはまさに宿命としか言いようがありません。

私はご夫婦が必ずあんでるせんの予約が取れると確信していました。あの店内の雰囲気にピッタリで、おふたりが笑顔でショーを楽しんでいる姿が目に浮かぶのです。

2桁の数字

ご主人が引き当てたのは数字を当てられるショー。しかし、マスターはただ当てるだけではありません。

マスターがご主人に紙切れを渡して言います。

マスター

20以上の好きな2桁の数字を書いてください。

書き終えると、マスターはホワイトボードに数字をどんどん書き込んでいきます。

ここからが驚きです。

横ラインの数字を全部足すと「51」。縦ラインの数字を全部足すと「51」クロスで足しても「51」縦横隣り合わせの4つを足しても「51」。そしてご主人が書いた数字がなんと「51」だったのです。

イチロー選手の背番号を思い出して記入しました。もちろんマスターに紙切れを見せていません。

見ていない数字を当てたばかりでなく、足した全てが「51」になるようにマスターは数字を即座に記入していたのです。驚きですね。

人を癒す力があります

奥さんが引き当てたショーは「血液型を当てられ、その人の性格と適性をアドバイスしてもらえる」という内容。

マスターが用意したA4用紙をボールペンで4分割し、番号札から選ばれた4人が自分の名前と血液型を記入します。

もちろんマスターには見せていません。

マスターがひとりずつ名前と血液型を当てていきます。さらに、その人がどんな性格なのか、どんな職業が向いているか直々にアドバイスをしてくれます。

奥さまは「人を癒す力があります」「人が集まってくる」「経営者に向いている」と言われました。

癒す力があるというのはその通りで、自然な笑顔と人を安心させる雰囲気があり、職場でもいつも人が集まってくるそうです。経営者のお話はご主人が羨ましいと仰っていました。

マスターの言葉

マスターはショーの合間に奥深い言葉をつぶやきます。それは、私たちの常識では考えられない内容だったり、優しく癒してくれたり、問題解決のヒントとなります。

どの言葉が心の琴線に触れるかは人それぞれで、印象に残った言葉を持って帰るのです。

ご主人にインパクトを与えた言葉は

マスター

これはほんの入口ですよ。でも出口はないかもしれませんね

入口があれば出口もあると考えるのが常識です。しかし、常識とは子供の頃からいつの間にか刷り込まれた思考停止の思い込みです。それを疑えということかもしれません。

「やっぱり、こんな世界があるんだ」

最後にマスターは参加者全員に「またみなさんお呼びします」と声を掛け、ひとりずつハグをしてくれました。そのとき「いいオーラをしています」と言われたそうです。

数々のショーを体験し終え、ご夫婦から出てきた感想は「やっぱり、こんな世界があるんだ」。

この世界が目に見えることだけで出来ているのではない。常識では理解できない力が働いていることを、今まで感じ取ってきたから「やっぱり」という言葉がでたのでしょう。

ご夫婦はいつの日か再びあんでるせんに戻ってくるでしょう。なぜなら・・・

マスター

また呼びますね。

マスターに呼ばれる人たち

今まで当院から6人の方が「マスターに呼ばれ」あんでるせんに行きました。彼らを見ていると、どんな人を呼ばれるのか何となく分かってきます。

こんなこと言うと上から目線で恐縮ですが…

感性が豊かで、目に見えない世界、物質以外のエネルギーの存在を感じている。
好奇心旺盛で、人生を多面的に楽しんでいる。
なによりも純粋。

マスターが繰り出すショーをありまま楽しむ「子供の無邪気さを持つ人」ではないでしょうか。

判断や評価、常識や固定概念といった、私たちが社会でいつのまにか纏ってしまった”幻想”にあまり縛られていない人たちとも言えるでしょう。

なによりも、みなさんはあんでるせんの話を聞いてすぐに予約の電話をします。直感即行動なのです。

あんでるせんとご縁があるだろうと私が予想している方は、他にも何人かおられます。

時期が来ればマスターに呼ばれることになるのでしょう。